読むサラダ〜ある作家の挑戦〜

140字小説家✒︎『Twitter novelist』による新しい文学への挑戦記。文字を使って様々な文学への可能性を追求します。一緒に作品を作りませんか?

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小説家という副業はあり得るか?

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副業としての小説

こんにちは。とうかいりんです。

 

仕事を辞めて『オレは小説家になる!!』という勝負に出られる人はどのくらいいるでしょうか?

 

私はやっぱり本業の収入があるからこそ、空き時間を落ち着いて執筆に充てられると思っています。収入源を絶ったからといって良い作品が書けるわけでもなく、文学賞の受賞機会が増えるわけではありません。

 

むしろ、本業で出会う人々や経験の方が作品に必要な要素だと感じます。

 

一方で副業としての小説家という道もあり得ないと思っています。バイトのように努力すれば時間給が貰えるものではありません。数冊ずつちょうどよく売れるという世界ではないのです。

 

自費出版で全国の書店に並べてもらったとしても、平積みしてもらえる期間はわずかです。つまり、小説家として継続的に収入を得ようとするためには、ヒット作を書き続けることになるということです。

 

本業以外で挑戦する小説家って?

つまるところ、書くことが好きか?もっと言うと、書き続けることができるか?にかかっています。

月に適度の収入が入ってくる小説家というポジションがない以上、やはり受賞を目指して書き続けることしかありません。

そして、受賞できた時にはいきなり本格的な小説家としてデビュー。つまり、その中間なんて存在しないのかなと思います。

 

つまり最後は書くことが好きな人、書き続けられる人が残っていく世界なのだと思います。デビュー後の世界を夢見ることも必要ですが、まずは書くことが楽しいという状態が続くかどうか。

 

幻冬社の箕輪さんの言葉で大好きな言葉があります。

『努力は夢中に勝てない』

 

その通りだと思います!

あなたの書きたいストーリーを書きたいだけ書く。そこから先の自分の物語の結末は誰も知らないのですから(о´∀`о)