2019-06-01から1ヶ月間の記事一覧
ホラー好きはどんな人? こんにちは。とうかいりんです。 最近気付いたこと。それは『ホラーや怪談が好きな人はいつも元気』だということ。 自分もそうですが気分が落ち込んでいたり、悲しい出来事があったりした場合は『ホラー』などのジャンルは観る気も書…
花壇 「あーあ、我が家に素敵な花壇があったらなぁ」 娘はいつもそんな事を言う。 女房は娘が3歳の時にこの世を去った。花を育てるのが好きな女だった。毎日花壇に水をやる姿を作業場から横目で見ていたものだ。 傘職人として男手一つで子育てしてきた俺に…
閉じることのない傘 僕は右手で傘をさす。 傘の下にいつもいるはずの彼女の姿はなく、僕の身体だけが虚しく雨に打たれていた。風がひどく冷たい。 濡れた道路に反射したネオンは、今いる場所を異世界に見せてくれた。現実じゃないのかもしれないと何度も目を…
禁じられた森 病気で親友を亡くした夜、僕は禁じられた森の中に入った。 元々両親のいなかった僕らは家族同然だったんだ。 「ごめんね、先にいなくなってしまうけど」 「そんなこと言うなよ!治してまた一緒に遊ぼうよ」 親友は笑顔でうなずき、そのままそっ…
星流し 旅人たちは空き缶に星屑を集めてまわる。真っ暗な草原ではこの小さな光だけが希望だ。 無くしたプルトップはもう見つからないけれど、代わりに無数の星を拾って缶に入れていく。 星が缶の底に落ちる時のカランという音が心地良い。 缶が星屑で満杯に…
雨音ピアニスト 鳴り止まない雨音。彼女は病室の中で窓ガラスに弾ける音を静かに聴いていた。 思い出される悲しい夏の日。あの日もこんな雨だった。 コンクールの最中、病魔が彼女を襲った。受賞は目前だった。審査員はスタンディングオベーションの準備をし…
書く量より思い付く量 こんにちは。とうかいりんです。 自分では当たり前になっていることですが、フォロワーさんから質問をいただいたので『毎日Twitter小説を書くこと』について考えてみました。 当然毎日書くためには、書く物語の量より思い付く物語の量…
書くのは孤独な作業 こんにちは。とうかいりんです。 何か物語を書くのは楽しいことですが、紙と1対1、画面と1対1の孤独な作業です。 そんな時、モチベーションを維持するにはチームが必須です。コラボもそう。 誰かのためにやっていたり、誰かと一緒に…
次女大泣き! こんにちは。とうかいりんです。 いつのまにか『ちゃー』くん(茶白)の右足がパックリ裂けていることを発見。猫って痛いのを本当にアピールしないんですよね。 どちらかというと隠す。床に血が落ちるほどなのにいつからそうだったのかようやく…
飲み会だろうと何か書く! こんにちは。とうかいりんです。 仕事が重なり、飲み会まであるとついつい深夜に。そんな日でも眠る前に何か書くようにしています。 帰宅したら寝ちゃうなら外でも書きます。場所はどこでも良いのです。 毎日書いていると一つ気付…
和装アーティストとして活躍する『Mika Yamamoto』さん 今回のコラボは140字小説を歌う こんにちは。とうかいりんです。 和装アーティスト、デザイナーとして様々な事業を展開する「Mika」さん。 私の140字小説をアカペラで歌ってくださいました。シンガーと…
夢の企画始動! こんにちは。とうかいりんです。 ついに始まりました出版費用0円キャンペーン! これで前回ステキな書評をいただきましたが、夢の1冊には届かず。今度こそ狙います。 『1回ダメだっただけで諦めたの?』と思われたくないので、しつこく行…
関係者は多い方が良い! こんにちは。とうかいりんです。 Twitterやインスタやブログで活動を発信できる時代。受賞して全国デビューをするまでただひたすら待つのはもったいないと思いませんか? そうは言っても自分一人では小さな力。そこで才能の×掛け算で…
とにかく時間がない! こんにちは。とうかいりんです。朝起きて、猫の世話をして、仕事をして、Twitterに記事を投稿し、インスタをチェックし、ブログを更新しているととにかく時間がありません(笑)。 こうなると長編が書けない。つまり何かをやめなければ…
フォトグラファーとして活躍する『りゅー』さん 今回のコラボは写真の物語化 こんにちは。とうかいりんです。 日常の風景を美しく切り取る「りゅー」さん。 コラボの依頼をDMでいただいたので、りゅーさんのお気に入りの一枚に物語を添えさせていただきまし…