希望のランタン 「いらっしゃい」 カランと店内入口の鈴が鳴ると同時に老婆が僕を睨らみながらそう呟いた。 「ここで希望のランタンが手に入ると聞いたんです。不治の病の母を治したくて」 店内には極彩色に輝くランタンが所狭しと並んでいた。 一つ一つが繊…
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