読むサラダ〜ある作家の挑戦〜

140字小説家✒︎『Twitter novelist』による新しい文学への挑戦記。文字を使って様々な文学への可能性を追求します。一緒に作品を作りませんか?

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貴志祐介先生『天使の囀り(さえずり)』✒︎

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◆貴志祐介world

こんにちは。とうかいりんです。

私のTwitterアカウントのペンネームである天使の囀り(さえずり)。実は大好きな作家、貴志祐介先生の超絶ホラーのタイトルから頂いております。「貴志さんの作品が好きです!」と叫んでいればいつかお会いできるんじゃないかと(笑)。

今日はそんな超絶ホラーをさらさらと書ける貴志祐介worldに迫ります。

 

天使の囀りって?

文字だけ見ると頭上で天使が囁いてくれるような暖かいイメージを受けますが、とんでもない(笑)。ページをめくったら最後、怖すぎてその世界観から抜けられません。

物語はアマゾン奥地に生息するウアカリという猿に遭遇するところから始まります。

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えー、この時点でもう怖すぎるし嫌な予感しかしない。この猿を巡って主人公は死に取り憑かれていくのですが・・・。

ここからはネタバレになるので、興味がある方はぜひ貴志祐介先生の作品に挑戦してもらいたいです!心臓の強い方は(笑)。

文字だけで怖いって凄くないですか?

私のTwitterペンネームで伝えたいのは、この貴志先生の作品のように文字だけで人を感動させたり、怖がらせたり、そういうことって凄いですねってことなんです。

お化け屋敷だったり、心霊スポットだったり、視覚や聴覚に直接訴え掛ける手法であればいくらでも怖いものは存在します。でも小説になると使えるのは文字だけ。たったそれだけの武器でここまでいろんな世界を表現することに尊敬します。

貴志先生には他にも、「新世界より」、「ダークゾーン」、「黒い家」などなど想像力溢れる作品が多数存在します。

いつかTwitterだけでなく、そういう世界に認められるような長編が書いてみたいですね。